「あ、この人、私のこと好きなのかも」
と自分で勘付いたり、
「あの人、あなたに気があるらしいよ」
と周りから教えられたりして、
自分に好意を持ってくれている異性が表れることが人生のうち1度はあるかと思います。
しかし、
“それは恋という意味での好意なのでしょうか?”
友達としての好意?
心寂しいから来る一時的な行為?
ここでは、自分のことに好意があると気付いたものの、実は勘違いだったという経験者の体験談を紹介します。
皆さんに好意を持ってくれているあの人は、あなたにどんな好意を持っていると思いますか?
1.私に気のある男性だと思っていたのに勘違いした女性の体験談

出会いのある会社やサークルですと男女が2人で仲良くしていると、いい感じだとか付き合ってるのと冷やかされることがあるかと思います。
それが気になる男性との噂だとさらに意識したり期待して、時には舞い上がってしまうときもあるかもしれません。そんな時こそ冷静に自分の気持ちに素直になり、第3者として状況を見ることが大切になります。
友人女性の話なのですが、職場で毎日喋るし連絡先も知っている、グループで遊びに行く時は真っ先に相談してくる男性がいました。最初はなんとも思っていなかったのですが毎日一緒に過ごすうちに男性が気になり始め、いつしか恋心を抱くようになりました。周りからも仲が良いので時期に付き合うだろう相思相愛だろうと思われ、同行が注目される2人になっていました。
ある時お喋りな別の男性が彼女に、”あいつは貴方の事を意識している行動に移してみれば”と吹き込みました。彼女も後押しがあったので勇気を持って行動に移してみると、結果2人で洋服を買いに行くことになりました。2人で洋服を買うなんてカップル同然と思い、彼女もこれはいずれ付き合う事にぬるかもとかなり確信したようでした。実際にお買い物デートはとても楽しく、次も遊ぶ約束はその場で約束したようです。
ところがそれからしばらくたってどうもその彼は別の女性に好意があるが、奥手で行動に移せないとの情報を耳にしました。友人は奥手が一緒に買い物デートしたのだから私に気があるんだと思い込んでいましたが、その彼は友人とは気軽に遊べるが本命とはなかなか難しいとのことでした。最初は周りの冷やかしから意識し始めお買い物デートで確信した彼女でしたが、振り返ってみるとその後のデートも彼から誘われることはありませんでした。周りからの冷やかしはちょっと気になる相手とならまんざらでもありませんが、常に第3者的目線で自分を見つめ今の状況がどんな状況なのか少し冷静にみてみることが大切です。
2.「英会話教室での恋」アプローチを受けていたと勘違いした男性の体験談

とある英会話教室で知り合ったMという女性。私より3ヶ月ほど後に入って来たのですが、教室の先生や他の受講生にも自分から話しかけるような人。当然私にも…。打ち解けるのにほとんど時間が掛かりませんでした。当時、会社は全く別でしたが、Mは私と同じようなIT関係の仕事をしていたため話が合い、次第に悩みを相談し合うようになって行きました。
積極的で行動派の美人タイプ。そして話が合うとなれば、当然恋愛対象になって行きます。ここから先(英会話教室で会うだけの関係)に何とか進めないだろうか、などと考えていた矢先、なんと彼女の方から「今日飲みに行きませんか?」誘われたのです。しかも二人で。
その日は、通常は行われない「土曜日」のレッスンでした。そしてレッスン後に飲みに出ました。
「どうして誘ってきたのだろう?」頭の中は妄想でいっぱいです。並んで歩いている街中、Mは何となく身体をすり寄せて来ます。恋人同士のようです。店に入っても彼女は陽気に飲み、会話も弾みました。でも何となく普段と違う・・・何となく開き直った感じではありました。
店を出てMはほろ酔い。腕を組んで歩く二人。時間は23時前、終電に間に合う時間でしたが、電車には乗らず、帰宅もせず二人で一夜を過ごしました。
私は完全に「付き合う」つもりでいました。翌朝、早朝に帰ったのですが、別れ際に告白しました。でも彼女からは意外な返事でした。
「少し考えさせてほしい」
後日、Mから電話が入りました。返事はNG。
正直、身体の関係に至っても「NG」になるものか・・・と思い知らされた気分でした。「こういう女性もいる」という、いい経験になりました。
世の中には「身体の関係」と「心の関係」が一致していない人も多くいます。古い一般論かも知れませんが「女性から誘う」ケースは、「自身(女性)で何か解決したい」「自身のストレスを晴らしたい」などの考えがある場合もあります。積極的な行動派の女性は、悩みやストレスの解消方法も積極的ということです。女性から積極的なアプローチを受けた場合は「そんな目」も持っていると慎重に行動できるでしょう。