彼氏の家族が宗教徒で結婚したら私も入信!?好きだけど別れる決断

彼氏よ恋

「超えられなかった宗教の壁」

宗教の話は、たとえ仲の良い友人同士でもタブー視されています。中には生まれた時から家族全員が信仰しているため、自分の意志とは無関係に入信している人もいます。

これは、私が彼が入信している宗教が原因で別れを決断した話です。

その彼とは社会人3年目の時に友達の紹介で出会いました。顔も好みで、少し無口な所も惹かれるポイントでした。運良く彼も私に好印象を持ってくれて、自然と交際がスタートしました。

彼も私も実家暮らしだったので、外で会う機会が多かったです。お互いシフト制の仕事をしていたので、休日を合わせることがなかなか困難でした。それでも週に一度は時間を作ってご飯を食べに行き、そのうち自然と彼の実家にもお邪魔するようになりました。

彼のご両親もとても優しく、温かく迎え入れてくれました。お兄さんは独立して、実家にはいませんでした。

ある日、夕飯を彼の家でご馳走になりました。いつもは玄関のすぐ横にある彼の部屋にしか入ったことはなかったのですが、その時初めてリビングにお邪魔しました。
リビングの隅に、少し変わった形の仏壇がありました。シンプルでモダンなデザインだったので、そのことを素直に伝えたら、とても喜んだ彼のお母さんから宗教の話を教えてもらいました。

それまで宗教の話は、彼から一度も聞いたことはありませんでした。私自身は、無宗教の家庭に育ち、免疫がありませんでした。偏見が無かったといえば嘘になります。ただ信仰の自由は尊重しています。

私が一番危惧していたのは、彼の家族全員が入信していることよりも、いつか結婚まで話が進んだ時に、私や生まれてくる子供まで必然的に入信することになるのでは?ということです。

こちらは信仰の自由を尊重しているのに、一部の信仰者は無信仰の人を許さない傾向にあることに強い拒絶反応を持っていました。

その心配はわりとすぐに現実のものになりました。彼自身は「俺は名前だけの幽霊会員だから」と言っていましたが、彼のお母さんが婦人部を仕切るような熱心な人で、息子の彼女である私にも一緒に集まりに行くように誘ってきたのです。

試されているような気がしました。きっと、家族と共に信仰を分かち合えない女性との結婚は認めたくないのだと思います。

お母さんに誘われたことを彼に相談したら、彼は私がいる前で、とても憤慨してお母さんを怒鳴りつけました。私のせいで息子に怒鳴られているお母さんを見るのは恐縮だったのですが、息子に怒鳴れてもなおめげずに「そんなこと言ったって、最終的に行きたいかどうか決めるのは、◯◯さんなのよ。ねえ?」と、私に同意を求めてきました。

その時のお母さんの目は、信じたものを疑わない、そして自分が信じたものは皆にとってもいいことだという光が宿っていて、身震いがしました。

彼のことは好きでしたが、その後のことを考えて、彼とはお別れすることを決断しました。行く末が目に見えたからです。そして、その未来は好きな人となら添い遂げられるような容易なレベルではないことがわかりました。

私は私らしくいられる人との結婚を望んでいました。好きだからといって何かに目をつぶり、信念を曲げたり、強大な力に屈することは嫌でした。
彼のご家族には、彼のご家族にふさわしい女性がいるはずです。

もしも今、大好きな人との宗教の違いで悩んでいる人がいたら、逃げられない問題であることを肝に命じてほしいなと思います。覚悟をもって付き合いを続けるのはもちろん結構です。

一番危険なのは、今のままでもなんとかなる、好きならやっていける、と問題を有耶無耶にしたり、愛の力を過信することです。それだけ宗教の問題は根深いものだと私は思っています。

彼氏の宗教問題、本当に彼のことが好きなのであれば

つきあいはじめたころにはわからないけど、だんだんと明らかになってくる、彼との「違い」が気になることってありますよね。お互いの歩み寄りが大切!なんて言っても、彼には彼の、育ってきたこれまでがあって、それってどうしても、変われない部分だったりします。

なかでも「おうち」が絡んでくることって、真剣なつきあいであればあるほど重要。自分の家族と彼の家族の相性、なんてことも考えちゃいますよね。

私の友人も、交際している彼のご両親が、敬虔な信者だった、といって困っていたことがあります。よく聞く宗派ではあるのですが、ご両親がかなり信仰があつく、結婚ともなれば入信を進められることになるだろう、と落ちこんでしまっていました。彼女にはその宗派のよさが、よくわからないからです。

ちょうどそのころ、仲間うちで集まることがあり、そのうちのひとりが、彼女に言ったのです。

「いまは彼といるのが楽しいなら、それを楽しんでいたらいい」

まだ結婚を真剣に考える時期には差し掛かっていなかったのですが、それでも彼女にはこのことばは、とても気が休まったみたいです。その彼とはつきあってもう三年以上になり、先日とうとう、同棲をはじめました。

同棲生活のなかで、偏食とか仕事の都合とか、新たな問題は出てきているようですが、でもやっぱり、「彼といると楽しい」ということが基準になっていれば、ほかの問題は恋愛のスパイスのようなものにもなりえます。

彼のおうちがどうであれ、自分が好きなのは彼!そう思うことで、しっかりと彼に向き合い、交際をつづけることができるのではないでしょうか。

あなたが大好きな彼を育ててくれたのは、ご両親です。そう思うととても、感謝の気持ちがわいてきますね。

恋愛をするうえでのさまざまな課題は、つまるところ、「あなたは彼が好きなのかどうか。本当に好きなのであれば、問題はふたりでこえていけるのではないか」というところに着地するようにも思います。

ご両親がどうであれ、彼がその宗教に関心が薄いのであれば、結婚イコール入信というのも不確かな仮定でしかありません。

まずはふたりでしっかりとコミュニケーションをとりあって、素敵な恋愛を楽しんでくださいね♪

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