恋人と長く付き合っていくために重要なことの一つとして、
「食事の好み」
が挙げられます。
例えば、デートなのに、
“なんでこんなボロボロな居酒屋ばかりなの…”
“チェーン店かぁ…”
“ステーキ屋っておい…”
“また肉かよ…”
等の不満が溜まっていきます。
同棲中のカップルであれば、女性の手料理の味付けの好みが違うだけで、大問題に発展します。
ここでは、実際に彼氏や彼女と食事の好みが合わなかった人たちの経験談をご紹介します。
目次
1.焼き肉デートができないなんて耐えられない!

幼少の頃から仲の良かった親友がいます。その彼は、彼女もできなくて、どちらかというと奥手で、積極的に女性に話しかけることなど今まで見たこともありませんでした。
好きな女性のタイプさえも分からず、紹介しようにもできない、紹介できても心配になってしまうそんな性格の彼でした。そんな彼を置き去りにして、私が先に職場結婚をすることになりました。職場には女性が全体の3割程度いるので少ないほうではないかと思います。そんな職場で知り合って私は結婚することができました。結婚してから3年ぐらい経っても親友のあの彼は女性の気配さえも感じませんでした。
そんなある時、妻から「〇〇ちゃんを紹介してみたら?」と夕飯時に言われました。その子は私たちと同じ職場の女性でしたが私は顔をみかける程度の間柄でしたが、妻はよく話をするみたいで、仲よく買い物したり、ドライブしたりする仲のようでした。彼氏もずっといないと補足で知ったのは最近で、「あいつにいいかも」と妻に返事をし、そして双方に伝え、3ヶ月後にようやく実現することになりました。
その3ヶ月が話しきれないほど大変でしたが、なんとか会う機会を作る事ができました。最初だけは顔を出し、あとは大人なんだからと言って二人を残して帰ってきてしまいました。その日の状況を後に聞いても、ただただ楽しかったよ、ありがとうのお礼程度で私が本当に聞きたいその後どうするの?などの今後の目標みたいなのは聞けずに終わってしまいました。
数日後、妻から彼女の方から連絡を取り合ってると聞きました。ようやく進みだしたなと、ずっと停まっていた列車を彼に例え見送る気持ちでいました。そして数ヶ月が経ったころ、駅から見送られて進みだした彼から連絡があり、相談を受けたのです。
「彼女は本当にもったいないくらいに素敵だが、好き嫌いがあって、特に牛肉や豚肉が食べられない」と。
会うたびにしょっちゅう焼肉に行っていた私たちでしたので、彼が肉好きなことも、焼肉に行って語り合う楽しさも、毎日でも肉がいいくらいと語りかけてくる体も十分に知っていたので、私もショックを受けました。
もしこの先付き合うにしても、結婚にしても、肉を意識した食事制限となると正直かわいそうに思えてしょうがなかったです。彼も、この数ヶ月ずっと考えていたようで、付き合いたいけど、肉が食べたい。好きな人と焼肉屋さんに行きたい。食卓に肉が並ばない。魚料理ばかりは嫌だ。など本気で考えたみたいです。
それから二人は何度か会ったあと、それぞれの道を歩むことになったみたいです。
恋愛は楽しくて、ドキドキもしますが、一緒にいる時間が多いと自分の大切な何かを失うことになってしまうかもしれませんね。彼の場合は「食」でしたが。
よく相手のことを知って、恋愛して一緒に生き続けるなら受け止められることは受け止めて、手離したくないものが本当にあるのであれば、恋愛中でも二人で話し合いも必要ですね。
2.夫婦の喧嘩の発端は、食事の好みや作法にある!

恋愛をする前に気付けば理想ですが、恋愛が上手くいくかどうかは、実は、
『男性と女性の食事に対する好みが凄く影響します!』。
例えば、彼氏彼女の食事作法が気になるとか、ソースの種類や量が気になるとか、薄口か濃口かなどです。
食べることは毎日のことですから、食べることにおいて、価値観や好みが全く違うと喧嘩の元になります。実際、お付き合いしてから、食事における考え方の違いで揉めているカップルは多いです。
まず、それぞれ育ってきた環境が違いますから、食べ方に違いもあれば、食べ物そのものに違いもあって当然です。しかし、それがあまりに相違点があり過ぎると、喧嘩のタネになってしまいます。好きだけれども、彼氏や彼女の食事作法が気になってしまうという人は意外と多いです。好きなので、なんとか我慢しているが本当は直して欲しいと思っているのです。
これが作法だけでなく、食べ物そのものになると、余計にイライラしてきます。どうしてそこまでソースをかけるのか?どうしてそんな組合せで食べるのか?などたくさんの相違点が出てきます。ですから、恋愛で上手くいってるカップルは、食事の好みや作法が似ているケースが多いとも言えます。付き合ってる時は数時間の我慢で過ぎますが、結婚するとなると毎日のことなので、我慢できない人も出てきます。それで別れを選択する人もいるぐらいです。
そんな悩みを持っているとすれば、ぜひ確認して欲しいのが、
「その食事作用・その食事の好みは先天的なものなのか?それとも後天的なものなのか?」ということです。
先天的とは、彼氏彼女が育ってきた家庭環境の中でそういう風に育ってきたということです。こうなると、なかなか直すのは難しいです。話し合って妥協点を見つけるしかないです。しかし、これが後天的な場合ですと、改善は可能です。例えば、彼氏彼女が単身暮らしを始めてから、そういう風になったのなら、ちょっとしたことで解決に至ります。生まれ育った環境ではそういうわけではなく、単身暮らしをしている間に、手間や面倒からそういう作法や食事になってしまったのなら、先天的に持っているものを戻してあげれば良いのです。いつもジャンクフードしか食べない彼氏も実は、実家では普通の家庭料理を食べていたのかもしれないのです。そうなると、彼女さんが彼氏さんに家庭料理を作ってあげると、一変に味の好みが変わる可能性を秘めています。
幼少から10代までに備わった経験はずっと残ってますから、あれほど作法がダメだったのが、実は出来る人だったなんてこともあります。
3.食事の不満がきっかけで大喧嘩

友人のカップルはとても仲が良く、付き合い始めて1年後に結婚を前提に同棲を始めました。
初めのうちは新鮮さがあり幸せのみを感じますが、毎日暮らすうちに不満は溜まっていくもので、友人カップルも例外ではありませんでした。
その一番の問題は毎食の『おかず』でした。
私もご馳走になった事があり、友人の彼女は料理がとても上手で、何か簡単な酒のつまみを作るのも、ちょっとアレンジを加えたりしてくれる女性でした。
「じゃあ何が気に入らないのか?」
どうやら度々食卓に上がる『お好み焼き』だったそうです。
友人に言わせるとお好み焼きは夕飯のおかずではなく、あれは酒のツマミだそうで、どうにもそれが許せない、とのことです。
私が想像するに、当時は2人とも若かったせいもあり、収入は少ないが、遊びやファッションにもお金を使いたいので、生活に回すお金を最小限にする為の節約レシピだったのでしょう。
なので財政が厳しくなる月末には、頻繁にお好み焼きが食卓に上がる。
彼はそのことに不満を溜め込み、彼女もそれに気付かずにお好み焼きを出していました。
私は友人に「そんなに嫌なら、彼女に言った方が良いんじゃないの?」とアドバイスしました。
そしてその月末に、満を持してお好み焼きが登場した夜、彼はそのことを伝えたそうです。普通に伝えれば受け入れてくれそうな案件ですが、どうやら少しキレ気味に言ってしまい、そこで彼女もキレて彼に対する不満をブチまけたそう。そして大ゲンカになって彼女は部屋を飛び出して実家に帰ってしまったそうです。
彼も彼女もお好み焼き以外のお互い我慢してた事を言い合ってしまった為、結果2人は別れてしまいました。
私も私のアドバイスがキッカケで話が拗れたのに罪悪感を感じ、彼女に会って何とか修復出来ないかお願いしました。
その時彼女は言いました。
「仲が良いと言われてたけど、本当は不満があったけど我慢してた」
「喧嘩してるカップルなんてみっともないと思ってた」
どうやら彼女は仲の良いカップルを演じていた様です。
最近は結婚前に同棲するカップルも多い様ですが、同棲を始めると『お互いをもっと知ることが出来る』と言います。しかし裏を返せば『見たくないところを見る』という事です。喧嘩しないから仲が良いのではなく、我慢をせず、不満が小さいうちに相手に伝える事が出来るカップルこそが仲が良いのではないでしょうか?
4.食べ物の好き嫌いははじめに言っておくことと、好き嫌いがある人でもある程度工夫ができる!

デートに行くと悩むことの一つが、「何を食べるか」ですね。
彼がリードしてくれるのならば、あなたを喜ばせようと一生懸命美味しいレストランを探してくれるでしょう。しかし好き嫌いが多いと、食べられるものが限られてしまいますよね。
男性が女性に対してイラつくのが、「食べ物を残す」「好き嫌いが多い」ということについてです。一方、女性にとっては一生懸命ダイエットをしていても、彼とデートすると一人前食べなくてはいけないので辛い・・・と感じます。
また、好き嫌いがある女性は男性にとっても、一緒に食べ歩きをするのがつまらないと感じてしまいます。特にグルメの彼ならば食事はデートのメインと思って良いでしょう。
そのためまずはあなたが嫌いなものを、一人前の料理に入っている分は食べられる様に努力することです。具体的に何が嫌いか分かりませんが、ピーマンやトマト、シイタケなどが入っていても丼一杯ということはありませんので、「美味しくないな」と思いながらも食べられる様にしてみましょう。
もちろんアレルギーがある場合ははっきりと「食べられない!」と伝えておきます。
しかし中にはニオイを嗅いだだけで気持ち悪くなる、という人もいます。
私の同僚の女性で「野菜全般と生魚、豚肉と牛肉、納豆が嫌い」という人がいました。男性から「一緒に食べに行っても殆ど食べられるものがないね」と言われた程でした。しかし彼女はちゃんと彼氏を見つけて結婚できました。
彼女はデートの時に、自分でお弁当を作ったり、おうちデートで手料理を振る舞いました。手作りならば自分の分だけ嫌いなものを入れなかったり、自分が食べられるメニューを作ることができたからです。
さて、初デートとのことですが、ポピュラーな食材でどうしても食べられないものがあれば、事前に伝えておくのがエチケットです。「嫌い」というのではなく、「ごめんなさい、○○はどうしても食べられないの」と伝えておきます。後はその食材を使わない他のメニューもあるレストランを彼に探して貰いましょう。
これからとお付き合いをするかも知れない相手に対して、誠実になることが大切ですよ。
5.食の好みが合わない偏食彼氏と付き合ったことのある私の対処方法

食の好みの不一致は恋愛において、かなり大きな障害になる場合もあります。
魚好きと肉好きの違いがあるぐらいならまだかわいいもので、魚も肉もだめで野菜しか食べられないとか、さらに小さな範囲の数えるほどのものしか食べないという場合もあります。このように程度にもよりますが、今後付き合っていけるのか不安になったり、そこの部分で現在悩んでいる方もいるでしょう。
私も経験があるのですが、恋人があれもこれも食べられないという人で、食事に際して様々な考えを巡らせたり工夫をして乗り切っていました。経験と成功によって私なりに構築した、偏食の恋人に対する手段を紹介したいと思います。
まず偏食である恋人のタイプによって対応が変わるということに触れなければなりません。①アレルギーがあって身体が受け付けないタイプと、②ただ単に好き嫌いを言っていたり、中には一度も食べたことがないのに嫌いと言っている食わず嫌いタイプもいます。
私はすべてのタイプと付き合ったことがありますが、アレルギーがあるというタイプはこちらがどうすることもできないので合わせるしかないですし、むしろ合わせてあげましょう。優しい性格の持ち主だとアレルギーがあって申し訳ないと言われることもあるんですが、二人で気兼ねなく美味しく食べられるものをたくさん食べて気にしないでと言ってあげたり、フォローすることが大事です。
単純に好き嫌いを言っていたり、食わず嫌いタイプが相手なら強硬手段を使ってもいいと思いますし、私は実際強気に出て相手を変えていきました。
ポイントは、自分が好きなものを一緒に食べてもらいたいと思った場合、お金をかけることにあると思っています。
例えば生魚が苦手だという相手なら、回転寿司に連れていくのではなく回転しない評判の高い寿司屋に一度連れていって反応をみてみると、自分よりも相手が驚く場合が多いです。
もちろんやっぱり駄目だと言われることも多いですが、こんなに美味しかったのかと感じてもらえて好きになってもらえるものもあったり、なんでいままで避けてきたのだろうと後悔するような食べ物との出会いを生み出すこともあります。
一度好きになってもらえれば、そのものを食べることへの抵抗が薄れたり食べたいと思えるものが増えるはずなので回転寿司に行っても選択の幅が以前よりも広がっているはずですし、二人でより楽しめる食事の場所ともなるはずです。
実際私はこの手段で相手の食の開拓を行って上手くいったことも多々ありました。
ただ、強硬手段とはいえ乱暴に無理矢理食べさせると余計に嫌われることもあるので、そこだけは避けるべきです。先行投資が有効な場合もありますが、あくまでも相手のタイプや性格を総合的に考えて、一度だけでも食べるかという気にさせてから食べさせる努力が必要だと思います。
6.ご飯が合わないとデートが楽しめず、この人と合わないなと感じてしまう恋愛体験談

恋をする。一緒に並んで歩きたくなる。一緒に海に行きたくなる。一緒に映画を観たくなる。そして、一緒にごはんを食べたくなる。
2人にとって初めての問題が、このごはん問題と共に出てくることってよくありませんか?
「一緒にお食事、嬉しいけど、、どーしよ。食が、、食が合わないよー(チーン)」。
愛しのお相手、そのたたずまいも、見識やお顔もとっても素敵なあのお方なのに、どうしても自分とごはん(食)の趣味・嗜好が合わなくて、結果残念な恋愛になってしまった経験をお持ちの方は少なくないと思います。
そんな危機に直面した時、みなさんはどのように解決していますか?友達同士でもよく話題にのぼるこの恋愛期間のごはん問題、何か解決の糸口はないのでしょうか?
生まれも育ちも違うから、食べ物の嗜好などあって当然、仕方ないと言えばそれまでですが、、。縁があってせっかく出会った2人。ここはいっちょ歩み寄っていきませんか!
私の話になりますが、私はお酒を飲むのが好きで、お刺身や生ハムなどお酒によく合う珍味などをお酒と一緒にのんびりつつくのがとても好きなのですが、その昔お付き合いしていた方はそういった類の食べ物が一切食べられず。お話も上手でラーメンはいつもお箸にひっかかったまま空中で伸びまくり、私の好きな辛いものも苦手。と、ことごとくごはんが合わないお方でした。もちろん頭では分かっているのですが、一緒に飲みに行った後などの帰り道はいつもモヤモヤが残っていました。
もちろんそれが直接の原因ではありませんでしたが、結局その方とはお別れわすることになりました。
いろいろなところへ出かけたり、誕生日・クリスマスなどイベントを盛り上げてくれたりと、楽しいこともたくさんあったはずなのに、いつも結局ごはんが合わないことを気にしすぎて楽しめず、その時期のことを思い出すたび、一緒に過ごした大切な想い出が少しかすんでしまうような気がします。
なかなかむずかしいごはん問題。解決策は私は過去の自分の中からしか探せなかったけれど、楽しく食べていい想い出を作っていくことが一番の心の解決なのかも知れないなと思いました。
7.好き嫌いが激しい彼への手料理が面倒くさい!

男性と女性というだけで、食べ物の好みが違ったりしますね。
私の家族は父親も弟も好き嫌いが無く、女性の好きそうなメニュー(クリーム系のパスタ、生クリームのケーキなど)も好きで、母の作る料理も、外食も残さず食べるタイプだったので、男性の好き嫌いについて意識したことがありませんでした。
しかし、私が付き合った彼は、好き嫌いが多かったのです。(アレルギーではありません)
嫌いなものをあげますと、
- ブロッコリー(理由:木みたい)
- 茄子(理由:なんなのあのぶよぶよした感触)
- マヨネーズ(とにかく嫌い。お好み焼きやたこ焼きに無断でかける人が許せない。)
- マヨネーズが嫌い→ポテトサラダ嫌い
- クリーム系の味付け→カルボナーラとかは絶対に食べませんし、シーザーサラダなど、クリーム系マヨネーズ系のドレッシングも嫌いです。クリームシチューも好んでは食べません(出されたら食べる)
- トマトもあまり好きではない(出されたら食べる)
すぐ思い付くだけでもこれだけあるのです。ブロッコリー、茄子は絶対食べないので、本当にメニューの幅が減ります。
付き合った当初はそんな事知らずに、一人暮らしの彼の部屋に早めに着いて、ばっちりブロッコリーの入ったクリームシチューを作ったり…(だって、シチューなんて冬の手料理の定番じゃないですか!)、ポテトサラダを作ったり、誕生日に生クリームの入ったケーキを作ったり、それはもう健気にやってました。
付き合って半年位で徐々に分かってきて…それはもうショックでしたよ(泣)きっと彼にとっては拷問に近かったでしょうね。
それ以降、内心「ホント面倒くさい奴め」と思いながらも、工夫をしています。
- クリームシチューは作らずビーフシチューにする。
- サラダはキャベツ、レタス中心にして、ドレッシングはアッサリ系の和風のモノを使用する。トマト歯盛り付けない。彩りが欲しけりゃハムをのせる。
- 居酒屋とかでシェアする系の時は、クリーム系は選ばない。
などです。
意外に好き嫌いの多い男性は多いです。後になってから知るとショックも大きいです。付き合って最初にご飯を一緒に食べる機会に、好きなモノだけ聞くのではなく、嫌いなものもちゃんと聞いておくのが懸命ですよ。
好き嫌いが多い人と付き合うと面倒くさいと思います。嫌いなモノを工夫して食べさせようとすると嫌がる男性も多いと思います。
苛立ちは胸にしまって、むしろ「●君はこれ食べられないもんねー!こんなに美味しいのにー」とネタにできる位の広い心で接すると良いですよ。
8.彼氏は濃い味付けが好き、彼女は薄い味付けが好き

大学時代、私は同じゼミの先輩に恋をしました。先輩は私の好みのタイプそのものの男性でした。話もよく合い、考え方や価値観も似ていて互いの距離が狭まっていくほどに彼のことが大好きになりました。付き合うことになった時は幸せの絶頂でした。
ところが初めてのデートで、ちょっと気になったことがありました。
人気のレストランに入って食事をしたのですが、私がおいしいと思った食べ物を彼は「これ、なんかあんまり味がしない?」とちょっと首を傾げたのです。でも顔をしかめたり、それ以上の文句を言ったりすることはありませんでした。にこやかに私を見つめてくれていたので特に困ったわけではありません。
次のデートでは彼がおすすめのレストランで食事をしたのですが、私は「この味は濃すぎて嫌だな……」と感じました。しかし先輩は当然その味に大満足の様子です。
付き合う前も先輩と一緒に食事をしたことはありますが、二人きりではありませんでした。ゼミの仲間と学食や居酒屋さんに行っていたので、どちらかの好みが反映されていたわけではないのです。
デートをして初めて食事の好みだけは合わないのかもしれないと気づいたのです。でも私は先輩のことが大好きでしたし、食事の好みが合わないくらいで別れるなんて考えもしませんでした。
二人でファストフード店などに入っても、お互いこんなものだと思って食べていたし問題なく交際は続きました。
その後、先輩が大学を卒業して遠距離恋愛になりました。先輩は東北出身で実家の家業を継がなければならなかったからです。
私の実家は関西ですが兄が地元にいて結婚もしていたので、私は卒業したら先輩のもとへ行きたいと願うようになりました。そのためには結婚を前提として親にも認めてもらわなければなりません。
お互いの実家に挨拶をしたり、長期休暇には先輩のところへ頻繁に行くようになりました。
そのたびに彼のご実家で食事をいただいたのですが、特有の濃い味付けを私の体はどう頑張っても受けつけないのです。
彼もご家族も満面の笑みで食べています。私がこの家に嫁いだらこの味で一生暮らさなければならないのだと思ったとたん心が折れ、最終的に私から別れを告げました。
交際において味の好みの相性は軽くみてはいけないと思います。
私は乗り越えられませんでしたが「将来は相手の親と同居しない」「薄味の食事を作り個別に味を足す」など工夫しだいでは可能だと思います。
味の好みの違いはお互い様です。一生添い遂げたいのなら相手の好きな味を責めることなく、解決策を仲良く探ってみてほしいです。
9.食の好みが違う彼と毎回喧嘩になる

「交代でお店を選び相手のことを思いやると仲が深まります」
彼と付き合って三ヶ月、食の好みが合わないことにかなり悩むようになりました。デートで食事をしたいお店が全然違うんです。それで何度も喧嘩をするようになりました。
彼はガッツリ系の焼き肉、丼もの、揚げ物、ラーメンなどが大好きでそういうお店へ行きたがるのですが、逆に私はヘルシー系のサラダやパスタ、和食などが好きなので、どうしても喧嘩になってしまいます。私も彼も食べることが好きなんです。お互いに行きたいお店を譲らなかったんですよね。
友人に相談したら、そんなくだらないことで喧嘩をして・・と言われました。私と彼にとってはくだらないことではないんです。次会う時も喧嘩をするかもしれないと思い、すごく憂鬱になってきました。でも彼の事は大好きなので別れたくありません。
そこで彼と食の好みが違うことについて、二人でじっくりと話し合ってみました。付き合ってみてこの部分が合わないということは、どのカップルでもあると思うんです。そういう時は絶対に話合いをしたほうが良いです。お互いに我慢をし続けるだけだったら、いつか別れる日が来てしまいます。
彼と話をすると、彼も毎回食事をするお店で争うのは悲しいと言っていました。やはり同じ気持ちだったんだなと思いましたね。そこで私は、今回は彼の好きなお店に行き、次回は私の行きたいお店に行くということにしようと提案したんです。
最初彼は納得してくれなかったのですが、最終的にOKしてくれました。相手の好きなお店へ行った時には、絶対に文句は言わずに食べるというルールも作ったんですよね。
こんな感じでやっていくと、喧嘩はなくなりました。お互いに相手に喜んでもらおうと美味しいお店を見つけて連れて行くので、私は焼き肉やラーメンの良さがわかるようになりましたし、逆に彼もサラダやパスタの美味しさを知ったようで、二人の仲が深まったねと話しています。
付き合っている時に好みが違って喧嘩をすることもあると思いますが、妥協と思いやりが大切だと思いました。
関連記事:
●【彼氏彼女の食い違い】買い物デートつまらない,食事合わない,服装うるさいカップルの体験談
●今の彼氏、彼女と別れようかどうか迷い悩んでいる方に読んでほしい体験談
●【彼氏、彼女との価値観の違い】合わない恋人と別れる?我慢する?話し合う?
●【彼氏と別れたいのに別れられない】関係が切れずだらだら続いている人へ
●【彼女と喧嘩した、彼氏と喧嘩ばかり】仲直り、別れる?しない方法は?
●【彼氏や彼女を束縛すると続かない】恋人に束縛されると別れる例を紹介
●彼氏に浮気されたら別れる?許す?二股を発覚した時の対処方法
●結婚願望のある男性,女性必見!30代の恋愛は結婚前提のお付き合いじゃないと別れた方が良い理由
●【20代で引きこもりニート彼氏との将来が不安】別れた方が良い?結婚できる?
●【ヒモ彼氏が短気ですぐ怒る】暴力や遠慮ない暴言が嫌で別れたい人必見!