外見がタイプじゃない人を好きになってしまった!?タイプではないからイライラしてしまう

彼女よ恋

日頃から、自分の好きな芸能人や有名人などの傾向をはっきりと把握している人は「自分のタイプ」がわかる、と言えます。こういう感じの人を恋愛対象に選ぶのだな、ということを自他ともに宣言している形と言えます。

ですが実際の恋愛においては、「全くタイプじゃないのに、なぜか惹かれてしまって、自分でもどうしようもない」という事態がよく起こるものです。

こういう場合に自分の中でも混乱してしまって、「どうしてこんな人が気になるのだろう?」と焦るあまり、当の本人に対して冷淡な態度をとってしまったり、わざと避けるような行動をとってしまったりします。特に、男性に多い傾向とみられます。

私の親戚の若い男性で、同様の混沌に陥ってしまっている人がいました。会話の端々からは、相手の女の子が気になって仕方がない、という気持ちがよくわかるのですが、なぜか「好きなんでしょう?」と聞くと「全然そうじゃない!」とむきになって否定するのです。

彼がそれまでに熱を上げていた女優やタレントを羅列すると、確かに女の子のタイプは完全にかけ離れていました。ですがアルバイト先で同じシフト帯に入ることが多く、気になるくせに避けたい、というジレンマに悩んでいるようで、そのせいで一緒にいると行為がいらだちに転換してしまっているようなのです。

これは女の子にも迷惑ですし、本人にとっても無駄なエネルギーを消費させてしまう残念な行動です。なぜここまでいら立ってしまうのかというと、「自分がそれまで抱いてきた理想」が、「実際に自分を喜ばせる存在」と隔たっており、そのギャップを認めたくないことから起こっているのです。

「確かにタイプじゃないかもしれないけど、その子もすごくいい人みたいだから、普通に色々と助けてあげたら。」とやんわり勧めてみました。それを実行したのかどうかはわからないのですが、どうやら頑ななまでにとっていた、ぎこちない拒否の態度は抜け落ちたようです。理想像と、現実の恋愛対象はかなり異なって当たり前、ということを一度肯定すると、相手の良さを受け入れて、自然に素直な態度が取れるようになるでしょう。

「自分はこういう趣味だから、こんな理想のタイプでなくちゃ恋はできない」…そんな風に、自分の恋愛の可能性を限定してしまうのは残念です。意外な相手が気になるなら、まずはその人の良い所、好ましさをとことん見つめてみるとよいでしょう。そんな恋の開拓は、あなた自身をも発展させていく可能性を秘めています。